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石川の食やグッズずらり 復興支援へ物産展 道の駅むれ
昨年1月の能登半島地震で甚大な被害を受けた被災地の復興を支援する「石川物産展」が4日、香川県高松市牟礼町の道の駅源平の里むれで始まった。現地から取り寄せた菓子や海産物、クラフトビールなど107種、約2500点を販売している。売り切れ次第終了。
物産展は、地震発生から1年8カ月が経過した今も厳しい状況が続く石川県の事業者らを応援しようと、同道の駅が「防災の日」(9月1日)に合わせて企画。昨年に続いて2回目となる今回は、同県内の26社が出展した。
店内には、きんつばや大福、金箔(きんぱく)を貼ったカステラなどの銘菓をはじめ、ノドグロの干物、ニシンのぬか漬けなどの海産物、加賀棒茶などがずらり。缶バッジ、キーホルダーなどの「のと鉄道」のグッズも並び、買い物客らはじっくりと品定めしていた。
同道の駅によると、収益の一部は日本赤十字社を通じて寄付する予定で、「少しでも多くの人に石川県の品を手に取ってもらい、支援の輪が広がれば」としている。
営業時間は午前9時から午後5時まで。第1、3水曜定休。問い合わせは道の駅源平の里むれ〈087-845-6080〉。
(四国新聞・2025/09/06掲載)