ニュース NEW
土庄・肥土山 歌舞伎舞台で影絵と音楽を あすから2日間「観月の宴」
香川県小豆郡土庄町の肥土山農村歌舞伎舞台(国指定重要有形民俗文化財)で3、4の両日夕、「観月の宴」と題した影絵と音楽のステージが開かれる。主催者は「稲刈りの最終盤を迎えた秋の田園地帯をバックに、影絵と音楽で表現する独特の世界観を楽しんで」と来場を呼びかけている。
直島町を拠点に関係人口創出事業に取り組む「ポーラスデザインラボ」が主催。影絵師の川村亘平斎(こうへいさい)さんが蛇をモチーフに、地元の成り立ちなどを盛り込んだ独自のストーリーを影絵で披露するほか、テレビコマーシャルのメロディーなどを手がける音楽家・東郷清丸さんが、ギターを主体としたバンド演奏を行う。
川村さんと東郷さんは会場でのライブ感を重視しており、楽曲選びや演出などは当日まで調整が続くという。
両日とも定員は先着300人。音楽演奏は午後5時~同5時50分、影絵は午後6時半~同7時半。料金は一般4500円(前売り4千円)、小豆島など島の在住者は3500円(同3千円)。15歳以下無料。申し込みはポーラスデザインラボ〈porous.designlab@gmail.com〉。
問い合わせは同ラボの神谷さん〈090-5850-7822〉。
(四国新聞・2025/10/02掲載)