世界で多数の受賞歴を誇る国産ウイスキー「イチローズモルト」と、国の伝統的工芸品に指定されている「丸亀うちわ」をコラボレーションした商品が15日、香川県高松市内町の高松三越で販売される。職人が作り上げた丸亀うちわをパッケージに取り入れ、愛好家に人気のある希少なウイスキーを60本限定で瓶詰めした。


高松三越が販売する「イチローズモルト」と丸亀うちわがあしらわれた限定パッケージ

高松三越が販売する「イチローズモルト」と丸亀うちわがあしらわれた限定パッケージ


 地域社会との共創などを目的とした三越伊勢丹グループの取り組みの一環。後継者不足などの課題を抱える丸亀うちわの新たな価値を創造し、需要拡大やうちわ自体の価値向上につなげようと企画した。
 イチローズモルトは小規模な蒸留所で造るクラフトウイスキーの先駆けとして知られるベンチャーウイスキー(埼玉県秩父市)が製造しており、世界的な品評会「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)」で最高賞を7回受賞するなど国内外から高い評価を得ている。
 700ミリリットル入りで1本2万5300円。アルコール度数は64%。60本限定で、15日午前9時45分ごろから高松三越の本館1階正面玄関で整理券を配布する。

(四国新聞・2025/10/11掲載)



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