瀬戸内国際芸術祭に初参加した香川県綾歌郡宇多津町で、秋会期に合わせた2種類のデジタルスタンプラリーが実施されている。一つは町内の寺や神社、もう一つは商業施設や店舗を回ってもらう内容。アート作品と共に宇多津の歴史やグルメなども楽しんでもらい、地域活性化につなげる。

 寺社のスタンプラリーは地域おこし協力隊の丸山裕司さんが企画。宇夫階神社と郷照寺や西光寺など9カ寺を巡り、各所に設置されているQRコードを読み取り、デジタルスタンプを収集する。全てを集めると、古街交流プラザで寺社のお守りなどの記念品をプレゼントする。
 店舗のスタンプラリーは宇多津商工会が実施。町内の飲食店や食品店、四国水族館など57施設が協力し、専用サイトでデジタルスタンプを集める。スタンプ7個で同館ペアチケットや豆腐セットなど、3個で四国健康村ペア入浴チケットなどが抽選で当たる。より多くのスタンプを集めた「最多賞」では、ホテル宿泊券と地元名産品の詰め合わせのセットを用意している。
 開催期間は寺社対象が11月2日、商業施設対象が同9日まで。寺社ラリーの問い合わせは町まちづくり課〈0877-49-8009〉、町商工会は〈0877-49-1311〉。

(四国新聞・2025/10/11掲載)


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