ヤドン、今度はマンホールに登場―。ポケットモンスターの人気キャラクター「ヤドン」をデザインしたマンホールのふたが20日から県内16市町に登場する。栗林公園や瀬戸大橋、うどんといった名所や特産品などの図柄と合わせてカラフルでかわいらしくデザイン。ふたの設置は順次行われ、30日までには全てでお目見えする予定。



 ヤドンについては、県が昨年末、ポケモン(東京)と協定を結んでヤドンを「うどん県PR団」に任命し、観光振興に向けてコラボ企画を続けてきた。今回は、下水道への理解促進とともに、県内外の人に香川のさまざまな場所を訪れてもらおうと、ポケモン側が寄贈する形で、宇多津町を除く各市町に1枚ずつ設置する。同町は希望しなかった。

 設置予定場所は、高松市の南部3町ドーム下をはじめ、JR丸亀駅前広場や坂出駅南口、粟島、綾川町うどん会館など。世界に一枚のオリジナルデザインで、「ピッピ」「メタモン」「ヤドラン」など他のキャラクターも登場している。

 県観光振興課は「『これはなぜここに?』など、いろいろと想像しながらポケモンの世界観を味わい、香川を周遊して楽しんでもらえたら」としている。

 また、これまでイベント限定だった「ヤドンのお揚げ入りうどん」を、10月1日から本場さぬきうどん協同組合員の一部店舗で販売する。うどんのメニューの頭に「ヤドンの―」との言葉を付けて注文すれば、ヤドンの焼き印が入ったお揚げをのせたうどんが味わえる。スタンプラリー第2期も行う。どちらも来年1月31日まで。


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