演出家で作家の鴻上尚史による「講演会&演劇ワークショップinTAKAMATSU」(四国新聞社共催)が25日、サンポートホール高松4階第1小ホールで開かれる。幅広い分野で表現を追求している鴻上、その知見と実践を直接体感できる貴重な講演会となっている。



 鴻上は早稲田大学在学中の1981年に「第三舞台」を旗揚げ、小劇場運動第3世代の代表的な劇団の一つとして人気を博した。活動は舞台にとどまらず、ラジオパーソナリティー、映画監督、テレビ出演、作家活動―などあらゆる表現の「ステージ」で存在感を放っている。
 講演会の演題は「コミュニケーションのヒント」。コミュニケーションを上達するためにはどうしたらいいのか。最近話題の「エンパシー(相手の立場に立てる能力)の育て方を含めて、よりよいコミュニケーションの秘訣を語る。
 同日開催される「演劇ワークショップ」は定員に達したため申し込みを締め切っている。
 当日券は午前11時50分から会場のチケット売り場で販売される。全席自由席1000円。問い合わせはサンポートホール高松〈087-825-5010〉(平日午前9時~午後6時)。

(四国新聞・2025/10/23掲載)



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