ヒマワリの名所として知られる香川県仲多度郡まんのう町帆山の畑で、キバナコスモスが見頃を迎えている。黄色やオレンジ色の花々が一面に咲き誇り、訪れた人たちに元気や幸せな気分をもたらしている。11月いっぱい見られる見通し。


一面に咲き誇るキバナコスモス=香川県仲多度郡まんのう町帆山

一面に咲き誇るキバナコスモス=香川県仲多度郡まんのう町帆山


 栽培しているのは、地元の農事組合法人ほのやま(大谷剛代表理事)。町内では「黄色い魔法のかかるまち」を掲げ、春は菜の花、夏はヒマワリ、秋はキバナコスモスを毎年育てている。
 約4500平方メートルの畑のうち、4分の3程度は明るい黄色の品種「サンライズ」が占めるが、淡いオレンジ色や赤みがかった花も入り交じって栽培。訪れた人たちは、秋風に揺れる花々を写真に撮って楽しんでいる。友人と見に来た丸亀市の50代の女性は「ピンク色でないコスモスは初めて見たが、すごくきれい」と話していた。

(四国新聞・2025/11/05掲載)



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