ニュース NEW
ラクウショウ 紅葉のトンネル まんのうで30本見頃
香川県仲多度郡まんのう町七箇の県満濃池森林公園で、ラクウショウの並木が紅葉し、見頃を迎えている。池沿いの遊歩道を覆うような景色が、訪れた人たちを引きつけている。同公園によると、今月いっぱい楽しめる。
ラクウショウはヒノキ科の落葉針葉樹。メタセコイアに似ているが、湿地に育ち、地面からこん棒のような気根がいくつも飛び出しているのが特徴。
同公園ではファミリー広場の池沿いに、高さ15メートルほどの約30本を植栽。赤茶色や黄緑色に染まった木々が、100メートル近く続くウッドデッキを覆うトンネルのようになり、近年は「映えスポット」として交流サイト(SNS)などで注目が高まっている。すぐそばでは、メタセコイアの並木やイチョウも色づいている。
来園者は感嘆の声を上げ、写真や動画撮影を楽しんでいる。SNSで知って来たという高松市の40代の夫婦は「めちゃくちゃきれい。ヨーロッパの森や絵本のような世界」と感激した様子だった。
(四国新聞・2025/11/24掲載)

