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感謝と希望の歌声を ソプラノ谷原めぐみ １３日・観音寺
香川県高松市出身のソプラノ歌手谷原めぐみのソロコンサートが13日、観音寺市観音寺町のハイスタッフホールで開かれる。谷原は「美しい歌、大好きな歌を集めた。生の音のシャワーを浴びてリラックスして」と来場を呼びかけている。
よんでん芸術文化奨励賞を受賞した谷原＝香川県高松市
谷原は奏楽堂日本歌曲コンクールで1位を獲得。東京二期会オペラ「椿姫」のビオレッタ役など多数のオペラやコンサートに出演しているほか、国立音楽大などで講師も務める。本年度は「よんでん芸術文化奨励賞」に輝いた。
プログラムは13曲。前半に越谷達之助「初恋」やレイナルド・アーン「クロリスに」など日本とフランスの歌曲を、後半に歌劇「椿姫」や「トスカ」などこれまで谷原が演じてきたヒロインのアリアを用意した。
「希望を持ちにくい時代だが、特に若い世代には音楽がもたらす光を信じてほしい」と話す谷原。古里香川で感謝と希望を込めた歌声を響かせる。
小ホールで午後2時開演。入場料は一般2千円ほか。問い合わせはハイスタッフホール、電話0875-23-3939。
（四国新聞・2025/12/11掲載）