香川県高松市玉藻町の玉藻公園に、同公園の冬の風物詩「松ぼっくりツリー」がお目見えした。約3万個の松かさで作った大小さまざまなツリーが園内を彩り、松ぼっくりならではの愛らしさと優しい風合いが来園者を楽しませている。設置は来年2月1日まで。


玉藻公園にお目見えした松ぼっくりツリー=香川県高松市玉藻町

玉藻公園にお目見えした松ぼっくりツリー=香川県高松市玉藻町


 同公園では、2009年からツリー作りをスタート。園内3カ所に収集ボックスを設け、来園者らの協力で集めた松かさを使って毎年制作している。
 今年は公園の職員3人が6日間かけて手作り。支柱から円すい状に下ろした針金に、数珠つなぎにした松ぼっくりを巻き付け、高さ1・2~6メートルのツリー計8本を二の丸跡に設置した。ツリーのそばには、公園のマスコットキャラクター「たまもん」が高松城天守のしゃちほこに“変身”した絵柄のパネル(高さ約2メートル)も飾っている。
 設置期間中の開園時間は午前7時~午後5時(最終日は同5時半まで)、東門からの入園は午前8時半から。12月29~31日は休園。問い合わせは玉藻公園〈087-851-1521〉。

(四国新聞・2025/12/17掲載)



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