香川県高松市のサンポート高松での「かがわクリスマスマーケット2025」は25日、最終日を迎えた。イルミネーションきらめくベイエリアで14日間にわたって開かれた冬の祭典は45万3千人を動員し、幕を閉じた。


グランドフィナーレを迎えた「かがわクリスマスマーケット2025」。イルミネーションが幻想的に浮かび上がり、多くの来場者でにぎわった=香川県高松市サンポート


 マーケットは、あなぶきアリーナ香川を核とした冬の新たなイベントを生み出そうと、県などでつくる実行委が初めて開催した。
 会場ではシンボルのツリーを囲むように設置された18の木製ヒュッテが本場欧州のクリスマスの雰囲気を演出。各店舗では毎夜、クリスマスグッズや温かいフードを買い求める人たちが長い列をつくった。
 期間中は不定期で花火が打ち上げられ、クリスマスをイメージした大輪が、ユネスコのベルサイユ賞で「世界で最も美しいアリーナ」に選ばれたあなぶきアリーナ香川とともに冬の夜空に浮かび上がった。
 音楽ステージでは多彩なアーティストが日替わりでクリスマスにちなんだ楽曲を披露。最終日の25日は前日に引き続き3人組ボーカルグループ「Nagie Lane(ナギーレーン)」が大トリで登場。クリスマスの名曲メドレーなどで軽やかなハーモニーを響かせた。

(四国新聞・2025/12/26掲載)



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