三豊、観音寺両市は、「天空の鳥居」として知られる高屋神社本宮(香川県観音寺市高屋町)へ向かう林道豊中七宝山線について、通行止めを26日午前9時に解除すると発表した。のり面の危険箇所の改良工事に伴い、10月20日から全面通行止めにしていた。

 改良工事を行ったのは、林道を管理する三豊市などの調査で落石や土砂崩落の危険度が高いと判断した7カ所。5カ所でのり面にモルタルを吹き付ける工法、2カ所で格子枠を作って安定させる吹き付け枠工を用いた。
 通行止め解除に伴い、土日などに高屋神社本宮と観音寺市中心部を往復していた民間事業者のシャトルバスは27日から運行を再開する。年末年始の27日~1月4日は日中、マイカーなどは通行できない。
 改良工事は本年度から3カ年計画で実施。観音寺市も事業費の一部を負担することになった。

(四国新聞・2025/12/26掲載)



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