県内外のよさこい踊りグループが集う恒例の「新春よさこい三昧」が1月18日、香川県さぬき市鴨庄の源内音楽ホールで開かれる。今回は本場高知のほか、北海道や宮城、福岡の実力派13チームが出場。主催する地元チームもホストとしての心意気を示そうと、本番に向けて熱のこもった練習を続けている。


「新春よさこい三昧」に向けて練習に打ち込むさぬき舞人のメンバー=香川県さぬき市

「新春よさこい三昧」に向けて練習に打ち込むさぬき舞人のメンバー=香川県さぬき市


 イベントは、よさこい踊りの普及や交流人口の拡大による地域の活性化を目指し、同市を拠点に活動するよさこい連「さぬき舞人」(渡辺初女代表)が2011年から開催。今回はさまざまな大会で受賞歴のあるチームを中心に招いた。
 初参加は6チーム。このうち「and As」(東京)は、今年の「原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい2025」で、「元氣祭大賞」を受賞した実力派。小中学生でメンバーを構成するのが特徴の「ダンスチーム 凛」(三重)はフレッシュで力強い踊りを披露する。
 香川からはさぬき舞人のほか、「香川大学よさこい連“風華”」、本場の高知からは「十人十彩」「濱長花神楽」の全国的に知られる2チームが出場する。
 招待チームとの交流に向け、さぬき舞人も仕上げの練習に打ち込む。年内は練習と他のイベントへの出演を並行し、振り付けの確認や隊列の乱れがないかなどを細かく確認。渡辺代表は「来場者に感動を届ける実力派がそろうのはこの機会だけ。ぜひ会場に足を運んでほしい」と力を込める。
 イベントは昼(正午~午後2時半)と夕方(午後4時~同6時半)の2部制。今回はインターネットからの申し込みに限り初めて指定席(3千円)を設ける。自由席は前売り2千円、当日2500円。問い合わせはさぬき舞人事務局〈0879-52-4632〉。

(四国新聞・2025/12/26掲載)


さぬき舞人



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