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猫アートで善通寺巡礼を 15カ所でスタンプラリー 藤本さん(東京)滞在し制作
愛らしい猫アートを巡るデジタルスタンプラリーが、香川県善通寺市内で行われている。アーティストの藤本ナオ子さん(東京出身)が市内に滞在し、四国霊場やJR善通寺駅など地元のスポットに合わせた猫のイラストを制作。今後、大型作品も展示し、年末年始のまち巡りにいざなう。1月12日まで。
市が企画したアートイベント「巡礼するアート」の一環。藤本さんは10月に2回市内を取材し、12月中旬からは、同市善通寺町の旧松井製麺所に滞在し、デジタルでイラストを制作。イラストをプリントしたアクリルパネル(高さ約1・5メートル)やポスターを、市内15カ所に設置した。
猫は、藤本さんの愛猫がモチーフ。ウサギ寺として知られる74番札所・甲山寺には、ウサギの耳を付けた巨大猫が姿を見せる作品を展示。市子どもライブラリーでは読み聞かせをする猫、JR善通寺駅では駅長姿の猫、市観光交流センターでは足湯を楽しむ猫など、スポットに合わせたユーモラスな作品となっている。
29日からは総本山善通寺の遍照閣で、境内にある五百羅漢像から着想した「五百羅漢猫図」を展示する。最大約3・5メートル四方の防水シート4枚に、さまざまな法衣や表情の猫約250匹を表現するという。
スタンプラリーは、アクリルパネルなどに印刷したQRコードから専用アプリをダウンロードし、スタンプを獲得する仕組み。5個で「巡礼する猫」ポストカード、10個で僧侶の姿をした猫のアクリルキーホルダーがもらえる。29日~1月3、6日は市役所、その他の日は市観光交流センターで受け取れる。
藤本さんは「以前から遍路や空海に興味があり、善通寺で展示できて光栄。作品をきっかけに、人と人、人と場所の間に話題や感情が生まれてくれたら」と話している。詳細は公式サイト〈https://zen-art.space/low/stamp.html〉。
(四国新聞・2025/12/28掲載)

