香川県高松市を拠点に活動する瀬戸フィルハーモニー交響楽団の第44回定期演奏会が18日、同市玉藻町のレクザムホールで開かれる。今回は同市出身のピアニスト西本裕矢さん(23)と共演。プロコフィエフの名曲「ピアノ協奏曲第3番」などを取り上げ、オーケストラの華麗な音色で新春を彩る。


コンクールで演奏する西本裕矢さん©CIPE

コンクールで演奏する西本裕矢さん©CIPE


 西本さんは第5回高松国際ピアノコンクールで4位入賞。昨春、フランスの国際コンクールで優勝するなど活躍しており、同秋にはワルシャワの第19回ショパン国際ピアノコンクール1次予選にも出場した。現在はポーランドの大学院に留学して研さんを積んでいる。
 定演のプログラムはブラームスの「交響曲第2番」を合わせた2曲。指揮は同楽団アドバイザーで京都市交響楽団桂冠指揮者の大友直人さんが務める。
 このうち「ピアノ協奏曲第3番」は、5曲あるプロコフィエフの協奏曲の中で最も演奏機会が多い名作。西本さんは「叙情性とユーモアにあふれた曲で、ピアノの技巧やオケと共につくるドラマチックな響きが魅力。今年の弾き初めを香川でできてうれしい」と語る。
 西本さんが受賞した2023年度県文化芸術新人賞の記念演奏会を兼ねて実施する。大ホールで午後2時開演。入場料はS席4千円ほか。問い合わせは瀬戸フィル〈087-822-5540〉。

(四国新聞・2026/01/13掲載)


公益社団法人瀬戸フィルハーモニー交響楽団



関連情報