うどんの原型と言われ、約1200年前に中国から伝わったとされる「餺飩(はくたく)」を試食してもらおうと、讃岐うどん発祥の地をPRする香川県綾歌郡綾川町が31日まで、道の駅滝宮(同町滝宮)内のうどん店で無料提供を行っている。注文の受付時間は各日午後1時~同3時で、1日10食限定。



 町は、弘法大師空海が平安時代に中国からうどんの製法を持ち帰り、姉が住む寺院・龍燈院(同所)に伝えたという説から、讃岐うどん発祥の地をアピールしている。餺飩は水と混ぜた小麦粉を練り、薄く丸く延ばしてゆで上げる。かつては平安貴族がおやつなどに食べていたとされている。
 今回の試食は町さぬきうどん研究会(村山潔会長)が作り方を指導。県産小麦さぬきの夢2023などを使った直径約12センチ、薄さ3ミリほどの餺飩3枚を1人前として、うどん店「さぬきうどんの駅綾川」で提供している。だしではなく、みそや練った梅干し、あんこをトッピングして食べる。調理には15~20分ほどかかる。
 町は「餺飩を食べて、讃岐うどんが生まれた綾川町に思いをはせてほしい」としている。期間中、27日はうどん店の定休日。

(四国新聞・2026/01/22掲載)



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