JR四国(香川県高松市)は27日、さぬき市津田町に簡易宿所「波音(なみね)4S STAY(フォース・ステイ)」を4月23日に開業すると発表した。近年、注目を集める津田の松原からほど近い通称「ウラツダ」エリアにある築110年超の古民家を改装し、近隣施設と連携した宿泊プランも用意する。


JR四国が「ウラツダ」に開業する簡易宿所のイメージ


 同社は空き家問題の解消と地域活性化を目的に2030年度までに20店舗の簡易宿所の開業を目標に掲げており、波音は8店舗目。同市内では前山の「鈴音」に続く2店舗目で、同店と同じゲンナイに運営を委託する。同社はウラツダで宿泊できる図書館「うみの図書館」を運営している。
 新店舗は、酒店の一角でお酒を飲んで楽しむ「角打(かくう)ち」と住宅を兼ねた築113年の古民家を改装。木造2階建てのうち、1階部分(床面積192平方メートル)を使用し、計13人が宿泊できる4部屋を整備する。対象の飲食店や観光施設などで使えるオリジナルコイン付きの宿泊プラン「まちやどプラン」を設け、近隣への周遊を促すのが特徴だ。
 JR四国の四之宮和幸社長は「駅から近く、海からも近い、昔ながらの街並みを残しながら今、活性化しているエリア。周辺も含めて多くの人に楽しんでもらえれば」と期待を寄せた。

(四国新聞・2026/01/28掲載)


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