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東かがわ・引田ひなまつり開幕 飾り華やか、まち彩る 民家、商店60軒舞台 地元児童、英語でガイド
香川県東かがわ市引田の古いまち並み一帯で27日、引田ひなまつり(同実行委など主催)が開幕した。民家や商店など約60軒には桃の節句を彩る趣向を凝らしたひな飾りがずらり。初日は、地元の引田小学校の児童が外国人観光客らを英語でガイドするなど多彩な企画があり、家族連れらが華やかな展示を楽しんだ。3月3日まで。
延長約1・5キロの古いまち並み一帯が会場となるまつりは今年で24回目を迎えた。引田を盛り上げようと香川大と東京芸術大の連携プロジェクトのほか、全国から集まった多くの若者が運営に協力。昨夏に初参加となった瀬戸内国際芸術祭2025の会期中のような雰囲気が漂っている。
会場には明治期など年代物のひな飾りを展示。来場者はマップを手に風情あるまち並みを散策して楽しみ、讃州井筒屋敷の母屋では、御殿の中にひな人形を飾る御殿びなが目を引いていた。新エリアとして会場の一画でマルシェも開催。全国から集まった若者らが雑貨や飲食などのブースを出店している。
まちの一大イベントを盛り上げようと、近くの引田小5、6年生計約60人はまつりや市の魅力を英語で外国人客に説明。5年の児童(11)は「練習の成果が出せた。(引田に)こんなに人が来てくれてうれしい」と笑顔。説明を受けたメキシコ出身のサマンサ・ロペス・ゴディナ・ムンギアさん(23)は「ひな人形は一体ずつ顔が異なることなどを一生懸命教えてくれた」と声を弾ませた。
28日以降もひな衣装を身に着けた子どもたちによるお練りなどさまざまな催しを企画している。1日は日没から午後8時半までまち並みに行灯(あんどん)を設置する「宵雛(よいびな)まつり」を実施する。
まつりは午前10時~午後4時。旧引田小グラウンドなどに駐車場(運営協力金として1台300円)を用意。期間中、大川バスを利用して訪れた人は、復路の運賃が半額になる。
(四国新聞・2026/02/28掲載)

