次代の能楽界を担う若い能楽師と指導者らを招き、県民に本格的舞台の機会を提供する「讃岐葵会」の第2回公演が26日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール小ホールで開かれる。


能「殺生石」の一場面

能「殺生石」の一場面


 松平公益会(松平頼武会長)の設立100周年記念事業。第2次大戦後に能文化の復興に力を尽くした同会設立者の松平頼寿の思いをくみ、昨年初めて、大阪能楽養成会の研修生を招いて開催した。
 今回は京都能楽養成会の研修生らが出演。当日は、九尾の狐(きつね)伝説を基にした観世流の能「殺生石」を上演。妖艶な女性と、荒ぶるキツネの精霊を1人のシテ(主役)が演じる。狂言は、病人にとりついたフクロウを山伏が退治しようとする「梟(ふくろう)」。このほか、「海人(あま)」「八島」など香川ゆかりの曲を含む多彩な演目を、面や衣装を着けない舞囃子(まいばやし)や仕舞で披露する。
 最後は京都観世会会長で、養成会の指導も務める片山九郎右衛門さんが特別出演。「道明寺」を舞囃子で披露する。
 午後1時開演。入場無料(先着800人)。希望者は直接会場へ。問い合わせは県民ホールサービスセンター〈087-823-5023〉。

(四国新聞・2026/03/24掲載)


公益財団法人松平公益会



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