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想像膨らむ 遺物の「正体」 6月12日まで・香川県埋文センター
香川県坂出市府中町の県埋蔵文化財センターで企画展「正体不明の遺物たち」が開かれている。県内の遺跡から見つかった用途などが分からない遺物約30点を紹介。どのように活用されていたのか想像が膨らむ展示となっている。6月12日まで。
展示品のうち、太田下・須川遺跡(高松市)など弥生時代の遺跡から出土した、板状で分銅のような形の「分銅形土製品」は、顔の模様が施され、上部には小さな穴などがある。お守りやバッジのようなものだったとする説があるが、正確には判明していないという。
また、茶臼山古墳(同)で見つかった碧玉(へきぎょく)という石でできた「鍬(くわ)形石」は、巻き貝で作った腕輪をまねたものとされているが、実際のものより極端に大きく作っている部分があるほか、なぜあえて石で製作する必要があったのかは不明という。
このほか、粘土を人型にして焼いた土製品や底に穴が空いた甑(こしき)形土器などもある。会場の入り口では今年のえとにちなみ、馬形埴輪(はにわ)などを展示している。
入場無料。問い合わせは同センター、電話0877-48-2191。
(四国新聞・2026/04/02掲載)

