酒蔵や酒販店、飲食店の有志らでつくる一般社団法人「酒立日本酒大学」が5月24日、高松中央商店街ではしご酒イベント「高松日本酒グイグイ呑(の)み歩き」を開く。全国から集まる19の酒蔵と商店街周辺の19の飲食店がタッグを組み、特別な「一杯と一品」を提供。参加者に1日限りのマッチングを楽しみながら街を巡ってもらう。


「高松日本酒グイグイ呑み歩き」をPRするチラシ

「高松日本酒グイグイ呑み歩き」をPRするチラシ


 同団体は日本酒文化の継承や業界の活性化に貢献しようと、昨年法人化。はしご酒イベントは初の試みとなり、参加者は事前に地図付きの参加パスを購入し、各店では60ミリリットル入りの日本酒と各店特製のおつまみのセットを千円で楽しむ。日本酒、おつまみはそれぞれ500円で追加も可能。
 酒蔵は香川県内5社を含め、関西~九州の計9県から参加。創作和食を手がけるカズマート(片原町)と白菊酒造(岡山県)、天ぷら天銀本店(大工町)とはつもみぢ(山口県)、居酒屋チャーリー(古馬場町)と小豆島酒造(小豆島町)、そば酒房緒川(磨屋町)と西野金陵(琴平町)といった具合に各飲食店と酒蔵がペアとなり、19種類の違った味わいを披露する。
 2013年に和食が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録され、24年に日本酒を含む「伝統的酒造り」も遺産登録された。同団体の佐藤省吾専務理事は「このイベントが飲食店と酒蔵や飲み手の距離を縮めるものになり、遺産登録の意義や素晴らしさを体感できる一助になれば」と話している。
 当日の開催時間は午後1時~同7時。参加パスは前売り千円、当日1500円。前売りは参加飲食店や協賛店などで5月23日まで販売。当日はイベントの実施本部を置くカズマートのみで販売する。

(四国新聞・2026/04/14掲載)


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