西讃を代表するフジの名所、香川県三豊市財田町の萬福寺(金山俊弘住職)で、フジ棚の「三尺藤」が満開になった。ずらりと垂れた淡い紫色の花房が風にそよぎ、夫婦連れらが次々とめでに訪れている。


フジ棚からずらりと垂れ下がる薄紫色の花房=香川県三豊市財田町、萬福寺

フジ棚からずらりと垂れ下がる薄紫色の花房=香川県三豊市財田町、萬福寺


 同寺のフジ棚は広さ約100平方メートル。樹齢60年程度の4種類が並び、昨年より3日ほど早く22日ごろに満開に。三尺藤の花房は長いもので1メートルほどに伸びるが、例年に比べると全体的に丈が短い。濃い紫色の花が特徴の「八重黒龍」のほか、白やピンク色の花を咲かせる種類も彩りを添えている。
 フジの花が好きで各地の名所を訪ねているという高松市新田町の竹本玲子さん(66)は「長く垂れ下がると聞いて初めて来た。かれんな感じで期待通り。ちょうどいい頃に見られた」と笑みを浮かべた。
 同寺のフジの見頃はあと数日とみられる。駐車場は山門の前に約20台分あり、フジ棚は自由に観賞できる。

(四国新聞・2026/04/27掲載)



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