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こいのぼり、海上すいすい 土庄・戸形公民館前に30匹
香川県小豆郡土庄町の戸形公民館(旧戸形小学校)前の海上に、色とりどりのこいのぼりが掲げられ、潮風を受けて春空を元気に泳いでいる。子どもの健やかな成長を願って、地元の自治会などが毎年実施しているこの時季の風物詩。訪れた家族連れや観光客らが見入っている。5月8日まで。
海上でのこいのぼり掲揚は、地域のボランティア団体が1990年に開始。2005年に戸形小が閉校となった後も地元自治会などが引き継いで行っている。今年も小豆島最西端の戸形崎と、岸から約80メートル沖にある岩場に立てた支柱の間にワイヤを張って、各家庭などから寄せられた大小30匹を飾り付けている。また、運動場にも小さなこいのぼり26匹を掲げている。
27日は、園外保育で同公民館を訪れていた小豆島こどもセンター(小豆島町蒲生)の年長、年中の園児37人がこいのぼりを見学。「大きくて元気いっぱい」「海の上は気持ち良さそう」などと話しながら、見上げていた。年長の平尾昂大ちゃん(5)は「海の上を泳ぐこいのぼりは迫力があって格好良い」とにっこり。井上陽彩ちゃん(5)は「こんなにいっぱい泳いでいるのは初めて見た。友達と一緒だと盛り上がる」と声を弾ませた。
5月4日には、戸形地区自治連合会が「こいのぼり祭り」と銘打ったイベントを初企画。小太鼓のかき上げパフォーマンスや、そうめん、たこ焼きなどのお接待を計画している。こいのぼりは潮風で傷みやすく、同連合会では家庭などで使っていないものがあれば提供を呼びかけている。受け付けは戸形公民館〈0879-62-0108〉(平日午前8時半~午後5時)。
(四国新聞・2026/04/28掲載)

