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輝き放つ銀粘土の造形 高松で企画展・来月31日まで 全国から70人
純銀の微粉末が含まれた「銀粘土」で制作した作品を紹介する企画展が香川県高松市庵治町の歯ART美術館で開かれている。粘土を自在に操って制作した一点物の上品な輝きが会場に広がっている。5月31日まで。
銀粘土は、廃棄されたフィルムや携帯電話の基盤などをリサイクルして開発された。同企画展は、高松市に工房を構える坂田忍(51)が主催。銀粘土の知名度アップを図ろうと2016年からスタートし、今回で6回目となる。全国の作家約70人によるアクセサリーやオブジェなど約230点を展示している。
坂田は「第19回 銀粘土でつくるシルバーアクセサリーコンテスト国際展」で佳作入選したバングルを出品。植物とチョウがモチーフで、注射器のような道具を使って生き生きと伸びる葉をデザインした。葉の上に添えたチョウはゴールドペーストで色付けし、縁取りや模様の細やかさが光っている。
卵形のペンダントトップを制作した堤晃代=東京都=ら、同コンテストで上位入賞した作家の作品も見どころの一つ。そのほか県内からはイヌやネコをモチーフにペンダントを手がけたAstluin、坂田に師事した喜田修弘がリングなどを出品している。
坂田は「第1回と比べて、年々作品のクオリティーが高くなってきている。銀粘土の表現の幅広さを知って」と来場を呼びかけている。
入館料は一般600円ほか。期間中の土日祝日や5月3~6日にアクセサリーを作るワークショップを開催(予約優先・要参加費)。問い合わせは同館、電話087-871-0666。
(四国新聞・2026/04/30掲載)

