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山里染めるシャクナゲ 大窪寺近辺
香川県さぬき市多和の四国霊場88番札所・大窪寺近くで、高山植物のシャクナゲが見頃を迎えている。淡いピンク色の花が愛らしく咲き誇る様子を、訪れたお遍路さんや家族連れらが楽しんでいる。
シャクナゲが見られるのは、同寺から南東へ徒歩5分ほどの山の斜面。門前で飲食店を営む井川義雄さん(75)の亡き父が、47年前に斜面を切り開いて植栽した。現在は約2千株がこの時季に花を咲かせる。
井川さんによると、今季は4月15日ごろから開花が始まり、ここ数日で一気に満開に近い状態に。日当たりの良い斜面上部は特に咲きそろっている。ゴールデンウイーク中は見頃が継続しそうだが、雨予報の日もあるため早めの観賞を勧めている。
長旅の疲れを癒やすようお遍路さんが立ち寄っているほか、家族連れらがこの時季ならではの山里の彩りを満喫している。井川さんは「今年は開花の多い『表年』。シャクナゲと新緑が織りなすコントラストの美しさを堪能してほしい」と話している。
(四国新聞・2026/05/01掲載)

