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小豆島に「こみゃく」来たよ 万博キャラ・夢洲から海越え 「一緒に未来見つめて」 ギャラリー、土日限定開館
昨年、大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で開かれた大阪・関西万博で人気を集めた目玉のある丸いキャラクター「こみゃく」が、香川県小豆郡小豆島町草壁本町のギャラリーに移設・展示されている。万博会場のエントランスを彩っていたかわいらしい姿そのままに、来館者を出迎えてくれる。関係者は「新しい科学技術と、これまで世界各地で育まれた文化を見守ってきた『こみゃく』と一緒に、小豆島の未来を見つめてもらえれば」としている。
こみゃくの正式名称は「ID」。個性などを意味する「identity」から名付けられた。赤や青などさまざまな色合いで、形も流動的に変化する。何かを見つめるような「目玉」が特徴で、「過去と未来をつなぐ架け橋」「持続可能な開発目標(SDGs)」など来場者とともに、目標に向かって変化・成長する思いも込められている。
こみゃくの移設展示は、小豆島町を中心に芸術活動を展開する小豆島アートプロジェクト(石井純代表)が、万博協会が実施した公募型の作品利活用事業に応募し、最優秀事業者に選定されたことで実現。同町草壁本町にある大正時代に築造されたしょうゆ蔵(木造平屋、約450平方メートル)を改装したギャラリーへ、万博終了後に瀬戸内海を泳いで渡ってきた―とのストーリーなどで採択された。
展示されているのは、イルカやカメのような海の生き物に見える横約4メートル、高さ約1メートルの立体作品。現代アーティストの作品を集めて今年3月にオープンした「草壁醤油蔵(しょうゆぐら)ギャラリー」の玄関で来館者を迎えている。
石井代表は「こみゃくが近未来から瀬戸内海を通じて、タイムスリップして来てくれたようでうれしい。多くの人に見てもらい、小豆島の未来や万博の息吹を感じてもらいたい」と話している。
同ギャラリーは土、日曜の午前10時から午後4時まで開館。入館料は800円(15歳以下は無料)。問い合わせは小豆島アートプロジェクト〈080-6725-9494〉。
(四国新聞・2026/06/06掲載)

