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文化・交流、新拠点に 9月開館 丸亀の新市民会館公開 大ホール1301席、柿渋カラー
9月6日に開館する香川県丸亀市の新市民会館「シアターマド」(同市大手町)が1日、報道陣に公開された。最新の音響設備を導入した大・小ホールをはじめ、スタジオやマルチスペース、和室、ダイニングキッチン、児童館などを備えた複合施設で、文化芸術と市民交流の新たな拠点として幅広い利用が期待される。
新市民会館は市役所旧庁舎跡地に整備された。2023年3月に着工し、今年3月に完成。鉄筋コンクリート造りの地上4階建て。延べ床面積は約1万2700平方メートル、工事費は148億9500万円。
1301席の大ホールは、名産の丸亀うちわの骨組みをモチーフにしたデザイン。オーケストラピットを備え、客席はうちわに塗る柿渋をイメージした色合いで統一した。3階席には、人混みが苦手な人でも利用しやすいよう個室感を演出したつり客席を設置している。最大342席の小ホールは可動式舞台を採用。客席の一部を取り外して舞台を拡張でき、座席は市章や瀬戸内海を思わせる瑠璃色でまとめた。
防音仕様のスタジオ4室にはバレエバーやドラムセットを備え、音楽やダンス、演劇などさまざまな活動に対応。セミナーや展示会などに利用できるマルチスペース4室も整備した。
生涯学習機能も併せ持ち、丸亀城を望む和室や料理教室などを開催できるダイニングキッチンを配置。図書室やキッズスペースを備えた児童館も入り、子どもから高齢者まで幅広い世代が利用できる。光や音などの刺激でパニックになった人が気持ちを落ち着かせる「カームダウンルーム」も設けた。
外観は丸亀城の石垣をイメージし、窓を積み上げたような特徴的なデザインとなっている。篠原勉館長は「市民の多種多様な発表の場として利用してもらい、多くの人でにぎわう施設を目指したい」と話した。
開館日は午前中に記念式典を開催。現在、観覧者を募集している(15日締め切り)。午後からは市民らでつくる「まるがめ第九演奏会」によるオープニングコンサートが開かれる。
(四国新聞・2026/07/06掲載)

