香川県内最大規模の書道選抜展「第27回 書の美」(坂出市教委など主催、四国新聞社など後援)が、同市寿町の市民美術館で開かれている。香川を代表する書家68人が漢字や仮名、前衛など68作品を出展し、個性輝く墨痕が来場者を魅了している=写真=。26日まで。



 2000年から毎年開催する同展は、漢字、仮名、前衛、近代詩文、大字書、篆刻(てんこく)の6部門があり、県書道界で指導的な立場にある東原吐雲(とうん)さん=高松市=、真鍋憲二さん=丸亀市=、山下麗香(れいこう)さん=高松市=の推薦で、県内26の書道団体から選ばれた書家が1人1点ずつ出品している。
 自由な感性と卓越した技術で表現された黒と白の世界が並び、島石邦さん=丸亀市=の大字書「心」は、淡い墨の色と紙へのにじみが繊細な心情の在り方を感じさせる。荒木雅子さん=善通寺市=の近代詩文は、おとぎ話「浦島太郎」の童謡の歌詞を記したユニークな作品で、来場者の笑顔を誘っていた。
 開館時間は午前9時~午後5時、21日休館。無料。問い合わせは坂出市民美術館〈0877-45-7110〉。

(四国新聞・2026/07/16掲載)



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