観光土産菓子などを全国展開するツジセイ製菓(香川県高松市)はJR四国ステーション開発(同)と共創し、地元販売を強化する新プロジェクト「つながる香川 手みやげラボ」を立ち上げた。香川の魅力を発掘し、新たなお土産ブランドの創出を目指す。第1弾として高松空港も巻き込んだ限定ブランドを展開。二つの商品を空港とJR高松駅の2カ所で販売している。


新商品のイメージ(右)とプロジェクトやブランドのロゴマーク

新商品のイメージ(右)とプロジェクトやブランドのロゴマーク


 ツジセイ製菓は1986年創業。観光土産菓子などのラインアップは600種超で、各地のテーマパークや駅、空港などに並ぶ。売り上げは県外販売が約9割を占めるが、2021年に初の直営店を高松市にオープンするなど新型コロナウイルス禍を機に地元販売にも注力してきた。
 新プロジェクトでは、「地域と観光客」「生産者と消費者」「学生と地域企業」「今と未来」の四つのつなぐをコンセプトに掲げる。同社は23年から高松商業高校と産学連携で商品開発に取り組むなどしており、担当者は「一企業だけでなく、販売店やメーカー、地域、教育機関が垣根を越えてつながることで、香川の魅力を発信する新たなプラットフォームにしたい」と話す。
 今後、JR四国ステーション開発が運営するJR高松駅ビル「高松オルネ」館内の「シコクメグル」を発信拠点に、県内外のさまざまな事業者と連携を広げながら「瀬戸内」「香川」をキーワードにした新たなお土産ブランドを打ち出していく方針だ。
 第1弾では高松空港にも協力を求め、ブランド名を「うみとそら 菓子店」と命名。瀬戸内産のレモン果汁と直島町で生産される完全天日塩「SOLA SHIO(ソラシオ)」を使った「瀬戸の都タルトケーキ“しおと檸檬(れもん)”」と、瀬戸内レモンピールを使用した「瀬戸内華やかレモネードじゅれ」の2種類の商品を企画した。
 販売場所はシコクメグルと空港の「四国空市場」の2カ所に限定しており、タルトケーキは1箱5個入り780円、じゅれは1本480円。

(四国新聞・2026/07/30掲載)


関連情報