最高峰モデルのグランドピアノを公募で集まった参加者が次々に演奏するリレーコンサートが8月9日、香川県高松市のサンポートホール高松大ホールで開かれる。2025年の第49回ピティナ・ピアノコンペティションで特級グランプリを受賞した稲沢朋華(三豊市出身)を特別ゲストに迎え、幅広い世代が思いを込めた音色を届ける。


稲沢朋華(ⓒ福岡諒祠)

稲沢朋華(ⓒ福岡諒祠)


 同コンサートはシゲルカワイとスタインウェイ&サンズのグランドピアノ2台を導入したのを機に、25年から開催。今回は、愛好家や演奏家を目指す学生など3歳から60代までの約40組が童謡やJ―POP、クラシックなど各自が選んだ楽曲を2部制で披露する。
 1、2部の間には稲沢による特別ステージを実施。曲はショパンの「スケルツォ第1番ロ短調」や「ノクターン第20番『遺作』」などを予定しており、2台の音色を聞き比べることができる。事前募集した質問に稲沢が答えるトークコーナーも用意する。
 稲沢は同ホールが開く24年度のデビューリサイタルで演奏家としての第一歩を踏み出した。今回の演奏曲については「スケルツォ(冗談)という題名とは裏腹に、激情と深い内面世界を描いている」と紹介。さらに「会場の広いホールで2台を弾けることを楽しみにしている」と語った。
 リレーコンサートは1部が午前10時から、2部は午後2時40分から。観覧無料。希望者は直接会場へ。問い合わせは同会場、電話087-825-5010。

(四国新聞・2026/07/30掲載)



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