日本三大渓谷の一つ、寒霞渓を西から見下ろす四方指(しほうざし)(標高777メートル)。島内では星ケ城山(817メートル)に次ぐ第2の高峰で、平地と比べ気温が約5度低いことに加え、渓谷から吹き上げる涼風や風が運ぶ鳥のさえずりが暑さを忘れさせてくれる。


渓谷を吹き上げる涼風に暑さを忘れる。寒霞渓を見下ろす四方指は地元住民にも観光客にも人気のスポット

渓谷を吹き上げる涼風に暑さを忘れる。寒霞渓を見下ろす四方指は地元住民にも観光客にも人気のスポット


 四方を指しても遮るものがないことが名前の由来。「七城十八州百島六高山の眺望あり」との言い伝えもあり、半径60キロを展望できることから1968年、四国新聞社など選定の「新さぬき百景」にも選ばれている。実際、天気が良ければ東には大鳴門橋、南には四国山地が見渡せる。
 眼下に広がる瀬戸内海、奇岩が織りなす寒霞渓、内海湾周辺に広がる町並みが、夏の日差しに照り映える。周囲にはクロマツやクワ、スギ、ハンノキ、ササなどの林が広がり、風が抜けるたびに緑の匂いに包まれる。
 近くには、香川県などが公園を整備。芝生広場や石のベンチ、テーブルなどがあり、家族やグループでくつろげる空間になっている。

(四国新聞・2026/08/07掲載)



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