香川県丸亀市本町に19日、4階建ての空きビルをリノベーションした宿泊施設「泊丸(tomaru)」がオープンする。宿泊客がアートに触れながら滞在できる空間を目指した宿で、中心市街地のにぎわい創出や観光振興につなげていく。


丸形の浴槽やテーブルなどを配置している4階の客室「○(Maru)」=香川県丸亀市本町、泊丸

丸形の浴槽やテーブルなどを配置している4階の客室「○(Maru)」=香川県丸亀市本町、泊丸


 同市のまちづくり会社「丸亀企画」が運営。既存のビルを改修し、2~4階に1室ずつ計3室を整備した。施設名の「泊丸」には旅の途中で立ち止まり、ゆっくりと過ごしてほしいとの思いを込めたという。
 各客室は洋画家猪熊弦一郎の作品に見られる丸や三角、四角の形から着想を得ている。2階の「□(Shikaku)」、3階の「△(Sankaku)」、4階の「○(Maru)」の各室には、それぞれの形を取り入れたテーブルや椅子などを配置。猪熊のリトグラフ作品も展示し、滞在を通じて丸亀ゆかりのアートに親しめる空間に仕上げている。
 また、各室の扉には、香川県高松市在住のアーティスト平山昌尚さんが線画をデザインしている。
 料金は1室2人利用で3万2千円~。同社の馬場健誠代表取締役は「旅人がふと立ち止まり、旅を振り返ってもらえるような場所になれば」と話している。

(四国新聞・2026/09/19掲載)


泊丸(tomaru)



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