香川県仲多度郡琴平町の金刀比羅宮表参道の石段100段目付近にある旧「とら丸旅館」で、提灯(ちょうちん)を使ったライトアップが2日始まった=写真=。提灯には子どもたちの将来の夢が描かれており、温かい光が参道の石段を照らしている。点灯は3、4、9~11日の午後6時から同7時まで。



 大正時代の建築とされる同旅館を改修し、カフェ運営を計画している会社「Hospy(ホスピー)」が、金刀比羅宮例大祭に合わせて企画。夜の町を盛り上げるのが狙いで、提灯の図柄は9月に香川県高松市で開いたイベントのワークショップで子どもたちが描き上げた。
 旧旅館の軒先には、丸い提灯(直径30センチ)14個がずらり。「水族館の飼育員」や「サッカー選手」「ピアノが上手になりたい」など子どもたちの夢が明かりとともに浮かび上がり、道行く人は足を止めて提灯を撮影していた。
 カフェは2028年春にオープン予定。立野新治代表取締役(43)は「夜の観光を活性化させたい。提灯のノウハウを広め、ゆくゆくは台湾・九份(きゅうふん)のように、常に石段に明かりがともる町になれば」と話している。

(四国新聞・2026/10/03掲載)



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