魔法と幻想の夢舞台が帰ってきた-。木下大サーカス高松公演(四国新聞社主催、西日本放送共催)が6日、高松市香西本町のイオンモール高松特設会場で開幕した。四国新聞創刊130周年記念事業の一環で、県内開催は8年ぶり。待ちわびた多くのファンが詰め掛け、わくわく、ドキドキのマジカルステージを満喫した。12月8日まで。


調教師と息の合った動きで迫力のショーを披露するライオン=高松市香西本町、イオンモール高松特設会場


 初日は2公演とも満席。世界でも珍しいホワイトライオンによる猛獣ショーや自在に宙を舞う空中ブランコなどに大きな歓声と拍手が沸き起こり、陽気なアメリカンピエロのパフォーマンスが観客を笑いで包み込む。観客が手拍子で後押しする場面もあり、赤テントは熱気であふれた。

 公演に先立って行われたオープニングセレモニーでは、主催者を代表して四国新聞社の福家輝取締役COOが「香川の子どもの心にときめきと感動の輪が広がることを期待します」とあいさつ。浜田知事が「洗練された迫力のショーを楽しんで」と呼び掛け、木下サーカスの木下唯志社長らとテープカットを行った。

 休演日は毎週木曜と9、23日、11月6、20日。入場料は大人前売り2900円(当日3300円)、子ども(3歳~中学3年生)前売り1900円(当日2300円)。指定席は別途料金が必要。問い合わせは高松公演事務局、電話087-881-0018。

(四国新聞・2019/10/07掲載)


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