宇多津町で2020年3月開業を予定している四国水族館の公式マスコットキャラクターのデザインが決定した。モチーフは目玉展示の一つ、シュモクザメ。頭の形が特徴的な愛きょうのある表情の“男の子”で、愛称を募集している。


四国水族館の公式マスコットキャラクター

四国水族館の公式マスコットキャラクター


 マスコットキャラは、宇多津町のうたづ臨海公園内で整備が進む四国水族館のPR活動を担う。事業主体の四国水族館開発(宇多津町)が1日にデザインを発表し、同日からキャラクター目線で水族館の魅力などをつぶやくツイッターも開設した。

 マスコットのモチーフはシュモクザメ。四国水族館にはアカシュモクザメの群れを見上げて観賞するサメ影水槽が設置される予定で、目玉展示の一つとなる。同水族館によると、キャラクターは男の子で、特技はかくれんぼや鬼ごっこ。普段は悪ぶっているが実は臆病な性格で、友達のエイ君と遊ぶことが大好きという。

 愛称の募集は11月20日締め切り(必着)。はがき、四国水族館ホームページの応募フォーム、募集チラシに愛称(振り仮名付き)、命名の理由、氏名、住所、年齢など必要事項を記入して応募する。1人1点までで未成年者は保護者の同意が必要。審査の上、来年1月に愛称を発表する。

 四国水族館開発は「多くの皆さまに親しまれる名前を付けてほしい」と呼び掛けている。問い合わせは四国水族館開発、電話0877-85-6063。

 四国水族館は、臨海公園西側の約8500平方メートルに鉄骨2階建て、延べ床面積約7200平方メートルの施設を建設中。展示水量2233トンは四国最大級で、サメ影水槽のほか、太平洋の回遊魚を展示する「綿津見の景」やイルカライブを行う「夕暮れの景」など、約80基の水槽で約400種1万4千点を展示する。

(四国新聞・2019/10/13掲載)


四国水族館


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