丹精込めた大輪、来園者うっとり 玉藻公園で菊花展
高松市菊花展競技会(県菊友会など主催)が高松市玉藻町の玉藻公園で開かれ、愛好家が丹精込めて育てた色鮮やかな大輪が来園者を楽しませている。18日まで。
菊の栽培技術の向上などを目的に、開園以来続いている恒例行事。64回目の今回は、会員23人の100作品、約650鉢を展示している。
会場には、白や黄色などの大菊や高さ50センチほどの福助菊、来年開催の東京五輪・パラリンピックにちなんでシンボルマークや「2020」の数字を小菊でかたどった作品などの労作がずらり。来園者は作品を一つずつ観賞しながら、写真に収めるなどしていた。
5日には審査会もあり、最高賞の農林水産大臣賞に林誠一さん=高松市多肥上町=の「大菊十二鉢組花壇」が輝いた。
(四国新聞・2019/11/08掲載)
玉藻公園
所在地 | 香川県高松市玉藻町2-1 |
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開館時間 | 6:30~17:00 |