高山航空公園（綾川町東分）

　今回取り上げる「高山航空公園」（綾川町東分）は、アマチュアカメラマンならずとも、ご存じの方は多いはず。高松空港の滑走路の直線上に位置しており、航空機の離着陸を間近に捉えられる有名な場所だから。

ごう音を響かせながら高山航空公園の上空を通過する航空機＝綾川町東分

　風向きにより離着陸方向は変わるが、西から離陸すると、頭上を豪快に通り過ぎる機体は迫力満点。この季節、晴れやかな秋空に映えること間違いない。現在は東京（羽田、成田）、沖縄の国内線に加えて、ソウル、上海、台北、香港の国際線もあり、機体の色彩もさまざまで、撮影しがいがあることも間違いない。

　高松空港の開港1周年を記念して、1990年に開園。展望台からは讃岐平野が一望でき、園内には超音速高等練習機やセスナ、小型ヘリコプターも展示されている。子ども向け遊具もあり、撮影に夢中なパパだけでなく、家族そろって楽しめるスポットなのだ。

（四国新聞・2019/11/17掲載）

高山航空公園

高山航空公園