暮れゆく瀬戸内海を眺めながら音楽や大道芸、食を楽しむ夏のイベント「SETOUCHI SUMMER NIGHT FESTIVAL 2019」が20日、高松市サンポートのハーバープロムナードを主会場に開幕する。フランスのエンターテインメント集団「カンパニー・デ・キダム」が最新作を日本初披露するほか、国内外で活躍するミュージシャンらのステージ、地元食材を使った料理などを堪能できる。


フランスのエンターテインメント集団「カンパニー・デ・キダム」の幻想的なショー

 香川県や高松市などでつくる実行委が14年から開催。18年のメイン企画の公演には前年の1・5倍に当たる2万人超が訪れるなど、高松の夏を代表するイベントとして定着している。

 今年のメイン企画を担当するキダムは、最新作「Love Song of TOTEMS」を連日2回ずつ公演する。瀬戸内海を背景に、巨大なバルーン人形と光を駆使して幻想的な世界を演出する。

 大道芸では、世界大会で優勝経験のある2人のトップパフォーマーが登場。会期前半(27日まで)はストリートマジシャンの紙磨呂さん、後半はバルーンパフォーマンスのSyanさんが、それぞれ迫力のステージで観客を魅了する。

 このほか、県内外で活躍するミュージシャンやダンサーが日替わりで登場するほか、食のブースには連日、料理やスイーツの人気店約15店舗が出店する。

 フェスの開催時間は8月4日までの午後5時~9時。観覧無料。


SETOUCHI SUMMER NIGHT FESTIVAL 2019


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