しろとり動物園にキリン　２０年ぶり、７月中旬にも公開

　名前は「モモタ」、よろしくね―。香川県東かがわ市松原のしろとり動物園の新たな仲間として、キリンが加わった。現在一般公開に向けて訓練中で、早ければ７月中旬にもお披露目される。同園でキリンが見られるのは約２０年ぶりという。

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　キリンは２０１７年３月に姫路セントラルパーク（兵庫県姫路市）で生まれた雄で、高さ約４メートル。同パーク時代にモモタと命名され、６月１９日にしろとり動物園にやってきた。

　キリンは各地の動物園で人気があることから、ゾウやライオン、トラなどを飼育する同園も新たな目玉動物の一つとして着目。今春に展示用スペース（約３００平方メートル）を設け、受け入れ準備を進めてきた。

　モモタはアミメキリンで名前通り、体の模様が「編み目」に見えるのが特徴。キリンは臆病な動物のため、同園は同パークから運搬後、一般来園者が立ち入らないようにし、一般公開に向けて慎重に環境に慣らしている。

　同園は「体調を最優先しながら、順調に公開につなげたい。キリンの大きさを間近で感じてほしい」としている。

　入園は所定の料金が必要。問い合わせは同園〈０８７９（２５）０９９８〉。

（四国新聞・2019/07/09掲載）

しろとり動物園

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