二十四の瞳映画村に門松お目見え 職員手作り、行楽客歓迎
小豆島出身の作家・壺井栄ゆかりの観光施設「二十四の瞳映画村」(香川県小豆郡小豆島町田浦)に28日、門松がお目見えした。1月10日まで設置し、日本の伝統的な風習で行楽客を迎える。
門松は毎年、職員が手作りしている。この日は海から冷たい風が吹き付ける中、約60センチ四方の土台に松竹梅や南天、葉ボタンを飾り付け、高さ約2メートルの門松一対を完成させた。訪れた人たちは近寄ってじっくりと眺め、一足早く正月気分を味わっていた。
高松市の実家に帰省したばかりという東京都品川区の男性会社員(53)は妻や両親と訪れ、「正月らしさが感じられていい。小豆島の穏やかな雰囲気と合っている」と話していた。
門松は約700メートル北にある「岬の分教場」にも設置した。両施設は年中無休。映画村では1月1~3日に「ふるさとのお正月」と銘打ったイベントがあり、たこや羽子板、すごろくなどを無料で貸し出す。
(四国新聞・2019/12/29掲載)
二十四の瞳映画村
所在地 | 香川県小豆郡小豆島町田浦 |
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営業時間 | 9:00~17:00 |
休村日 | なし |
TEL | 0879-82-2455 |