人物や動物などさまざまなモチーフを表現した洋画家・猪熊弦一郎(1902~93年)の画業全体を振り返るコレクション展「猪熊弦一郎展 人や動物や物々」が、香川県丸亀市浜町の市猪熊弦一郎現代美術館で開かれている。初期から晩年までの約35点を通じ、多様な存在に目を向けた画家のまなざしが感じられる。9月23日まで。


 芥川(間所)紗織(1924~66年)ら女性美術家の作品を紹介するコレクション展「駆ける女たち」が香川県高松市紺屋町の市美術館で開かれている。時代を駆け抜けた女性たちの多彩な表現が楽しめる展示空間が広がっている。9月29日まで。


 香川県高松市牟礼町の道の駅源平の里むれで、瓦粘土で製作した「鬼面玉(きめんだま)」を販売している。鬼瓦をモチーフにしたデザインで、置き飾りのほか、飲み物などを保冷・保温するアイテムとしても活用できる。


 接着剤や釘などを使用せず木材を組み合わせる継手の一つ「四方十字組手(しほうじゅうじくみて)」を用いた立体作品を制作する福井一真(44)の個展「cubeforest」が、香川県高松市塩江町の市塩江美術館で開かれている。無数の立方体が組み合わさって生まれたユニークな形は、見る人の想像を膨らませている。9月8日まで。


 瀬戸内国際芸術祭実行委員会は、31日に行うツアー「女木島名画座上映会」の参加者を募集している。同芸術祭の北川フラム総合ディレクターが案内し、香川県高松市の女木島・男木島を舞台にした映画と、島内にあるアート作品の鑑賞、料理などを楽しむ。


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