瀬戸内国際芸術祭2025の春会期(18日開幕)から公開となる作品の一つで、台湾の美術作家・王文志(ワンウェンチー)さんが香川県小豆郡小豆島町中山地区で制作を進めてきた「抱擁・小豆島」が完成した。13日に関係者を招いてお披露目会が開かれ、参加者は同地区の新たなシンボルの誕生を祝った。


 アートの祭典まで、あと4日―。3年ぶりの開催となる瀬戸内国際芸術祭は、18日に開幕する。国内外から作品鑑賞に訪れる大勢の人たちをもてなそうと、会場周辺では地元住民らが受け入れ準備を進めている。アーティスト入魂の作品も次々とお披露目され、地域の期待感はいやが上にも高まるばかりだ。


 瀬戸内国際芸術祭の開幕を前に、芸術祭の舞台となる女木島(香川県高松市)の鬼ケ島観光協会が、オリジナルの観光リーフレット「女木島冒険手帖」を配布している。観光スポットをマップに分かりやすく表示し、フェリーやバスの時刻表も掲載。同協会は「島での冒険のお供にしてもらえたら」と活用を呼びかけている。


 イベントで食べることができたカレー店が木、金曜の2日間、レンタル&コワーキングスペース内にレギュラー出店。小麦を使わず、食材のうまみを引き出したスパイスカレー1種類を提供する。メニューはほぼ月替わり。米は発芽玄米や押し麦などをブレンドし、食べ進めると食感の変化が楽しめる。1200円(テイクアウトの際の容器代も込み)。メニューなどはインスタグラムで確認できる。


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