香川県綾歌郡宇多津町の居酒屋「熊八」からラーメンに特化した店舗が丸亀港フェリー乗り場近くに出店。昔ながらのこしょうたっぷりのスープが売りで、おでんやおつまみと一緒に深夜まで楽しめる。メインの中華そば(700円)のほか、にんにくそばや味噌(みそ)中華そばなどラインアップも多彩。


 ガラス張りの店内から瀬戸内海が一望でき、うどんなど讃岐の味を堪能できる。誰もがうどんを楽しめるよう、麺に米粉、だしに植物由来の素材を使用。人気のランチコース(2200円)はメインを「山の幸の天ぷらうどん」など3種類から選べ、県の郷土料理など8種類の前菜の盛り合わせが彩りを添える。


 住宅街にある定食屋で、夜はアルコールも提供する。人気はボリューム満点の日替わり定食(700~900円)。取材日のメインはトンテキ。豚ロース肉を自家製のたれで甘辛く味付けしており、ご飯が進む。小鉢が2種類付き、切り干し大根やひじきの煮付けといったおばんざいから選ぶ。唐揚げなどの弁当もよく売れる。


 1947(昭和22)年創業の「喫茶アズマヤ」(香川県高松市鍛冶屋町)。戦時中に東京から疎開してきた初代店主が寺の境内でぜんざいを提供したところ評判となり、同市紺屋町で店舗を構えた。店名は庭や公園に休憩所として建てる「東屋」に由来し、「東から来た」というルーツも込めた。


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