工芸界で国内最大規模の公募展「第70回日本伝統工芸展」が2日、香川県高松市玉藻町の県立ミュージアムで開幕した。漆芸、陶芸、染織など計7部門の約220点を展示。日本最高峰の匠(たくみ)たちによる「技と美」が新春の県都に集結し、来場者の目を引きつけている。21日まで。


 香川県高松市庵治町出身の上方落語家・桂恩狸(おんり)が「福枝(ふくし)」に改名した。8日には同町の飲食店「御料理さざなみ亭」で「地産地笑」をテーマに改名後初の古里公演を開き、地元に笑いを届ける。


 香川県善通寺市弘田町の四国霊場74番札所・甲山寺(大林教善住職)は、今年の干支(えと)「辰(たつ)」にちなんで、国内外で活躍する現代書家・岡本光平さんがふすまや屏風(びょうぶ)に描いた竜神の絵を1日から特別公開する。讃岐の地に恵みの雨をもたらしてきたと伝わる竜神が、墨痕鮮やかに舞う姿を見ることができる。3日まで。


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