県外から観光客を呼び込むため、わがかがわ観光推進協議会(会長・池田知事)が新たな情報誌「TRAVEL KAGAWA」を創刊した。テーマやエリアを毎号設定して掘り下げ、県外の人にまだ知られていない香川の魅力を発信する。発行は年4回。


 JR四国(香川県高松市)と東急(東京)などは、東急の豪華観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」で四国瀬戸内エリアを巡るクルーズトレインを来年1月から計6回運行すると発表した。香川、愛媛の魅力が詰まった3泊4日の周遊旅行で、地元の食材を生かした昼食や心安らぐ宿でもてなし、優雅な時間を提供する。


 香川県高松市の漆芸家・後藤健吉さんと、現代美術家の朝子さん夫妻による「光」をキーワードにした企画展「モノクロームの光」が、同市塩江町の市塩江美術館で開かれている。漆の黒を追求した平面作品と、胡粉(ごふん)を用いた白色の立体作品などで構成される白と黒の空間が広がり、それぞれが放つ温かな光を感じ取ることができる。17日まで。


 打楽器・サヌカイト奏者として第一線で活躍する香川県高松市出身の小松玲子さんが9日、同市三谷町の「SALA AURORA(サーラ・アウローラ)」でコンサートを開く。県内での自主公演は約10年ぶり。サヌカイトの繊細な音色で、故郷の風土などを表現した調べを響かせる。


 60年余りの歴史がある「香川二期会合唱団」(団長・堀田典明)の第55回定期演奏会が9日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール小ホールで開かれる。「今、『再声』の時」をテーマに、新型コロナウイルス下でも消えることがなかった団員の合唱への情熱を客席に届ける。


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