空海祝う幻想の音色 総本山善通寺 世界的シンセサイザー奏者 喜多郎さんらコンサート
弘法大師空海の誕生1250年を記念した奉祝コンサート「空海」が4日夜、香川県善通寺市の総本山善通寺で開かれた。空海を敬愛する世界的シンセサイザー奏者・喜多郎さんと高松市出身のサウンドアーティスト・岡野弘幹さんらが出演。ライトアップされた金堂をバックに、幻想的でロマンチックな音色を響かせた。
弘法大師空海の誕生1250年を記念した奉祝コンサート「空海」が4日夜、香川県善通寺市の総本山善通寺で開かれた。空海を敬愛する世界的シンセサイザー奏者・喜多郎さんと高松市出身のサウンドアーティスト・岡野弘幹さんらが出演。ライトアップされた金堂をバックに、幻想的でロマンチックな音色を響かせた。
季節外れの「夏日」が各地で観測される中、標高927メートルの山上は秋色に染まり、紅葉が一番の見頃を迎えた。四国霊場66番札所・雲辺寺では、色づいたモミジが頭上を覆い、参拝客は移ろう季節を感じながら木漏れ日が差す参道を行き交っている。(3日撮影)
街の交流エリアでゆったりと秋の夜長を楽しむイベント「さかいで輝(あき)ノ夜」が3日、香川県坂出市久米町の坂出緩衝緑地で始まった。来場者は、竹明かりで幻想的に照らされた遊歩道を散策し、連休初日の夕べを思い思いに満喫した。
香川の伝統工芸や地場産業を支える職人とクリエーターが連携し、新たな価値を生み出すプロジェクト「SANUKI ReMIX(讃岐リミックス)」の第3弾が3日、香川県高松市玉藻町の玉藻公園で始まった。缶詰をかたどったブースの中に、ものづくりに込めた職人の精神をクリエーターが表現したインスタレーションが並び、訪れた人の感性を刺激している。12日まで。
黒板アートでまちおこしを進めている香川県善通寺市で3日、新アートイベント「黒板街」が開幕した。工場跡やスナック跡を会場に、人気黒板アート作家・すずきらなさんの絵とプロジェクションマッピングを組み合わせた作品や、地元高校生と共同制作した巨大作品などを展示。レトロな街並みに溶け込むような懐かしさや、やがて消されるはかなさを感じさせる色鮮やかなチョーク画が、来場者を引きつけている。12月3日まで。