香川県小豆郡小豆島町田浦の二十四の瞳映画村に、同町出身の作家・壺井栄(1899~1967年)の代表小説「二十四の瞳」にちなんだ12匹のこいのぼりが掲揚されている。一面が黄色く染まった菜の花畑の上で、潮風を受けて春の空を悠々と泳ぐ様子が、訪れた観光客らの視線を引き付けている。掲揚は5月6日まで。


 香川県さぬき市北部の大串半島活性化の中核として昨年オープンした飲食施設「時の納屋」(同市小田)は、本年度から毎月第3土曜に建物を貸し切りにした予約制の夜営業に乗り出す。主に創作会席料理をケータリングサービスで提供。メニューは地元産の食材が主役となる構成を考えており、人気の施設に新たな魅力が加わりそうだ。


18、19の両日、JR坂出駅北口周辺。坂出市内の沙弥島・瀬居島が会場のひとつとなる「瀬戸内国際芸術祭2025」春会期の開幕日に合わせた催し。大漁旗で作ったトートバッグや、さぬきもち豚を使った焼きそばなどを販売するブースが並ぶ。チョークアート体験などもある。18日は午前11時から午後8時、19日は午前10時から午後5時まで。問い合わせは日本のまつり実行委員会〈080(3164)7763〉。




20日午前10時から午後3時まで高松市浜ノ町のJR高松駅前広場と高松駅ビル「タカマツ オルネ」の「shikoku meguru」。四国4県から菓子や弁当、総菜、工芸品などを販売する約60店が集結。和三盆作りや工作のワークショップなども充実している(一部予約推奨)。




 瀬戸内国際芸術祭2025の春会期(18日開幕)から公開となる作品の一つで、台湾の美術作家・王文志(ワンウェンチー)さんが香川県小豆郡小豆島町中山地区で制作を進めてきた「抱擁・小豆島」が完成した。13日に関係者を招いてお披露目会が開かれ、参加者は同地区の新たなシンボルの誕生を祝った。


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