初夏彩るかれんな白 小豆島・オリーブ開花
初夏の彩り、かれんな白―。国内最大のオリーブ栽培地・小豆島でオリーブの花が咲き始めた。直径数ミリのかれんな白い花が初夏の日差しに映え、島路の心地よい風に揺れている。
初夏の彩り、かれんな白―。国内最大のオリーブ栽培地・小豆島でオリーブの花が咲き始めた。直径数ミリのかれんな白い花が初夏の日差しに映え、島路の心地よい風に揺れている。
暑さが本格化する中、善通寺市のわらび餅専門店が販売している冷たいわらび餅ドリンクが人気だ。希少な本わらび粉を使っており、太いストローで吸うと、たっぷり入ったわらび餅がとろっと口に滑り込む独特の食感が話題を集め、「タピオカの次はこれ」と会員制交流サイト(SNS)などでも評判を呼んでいる。
三豊市財田町の道の駅たからだの里さいたの物産館で、今が旬のソラマメを使ったアイスを販売している。爽やかな香りとつぶつぶの食感が特徴で、担当者は「初夏の味覚をアイスでも味わって」と話している。
新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、丸亀市のうちわメーカーが、疫病を鎮めるとされる半人半魚の妖怪「アマビエ」をデザインした塗り絵うちわキットを製作した。アマビエと海の生き物が描かれた塗り絵のシール紙に色を塗り、うちわの骨に貼り付けると完成する。うちわも厄を打ち払うといわれており、丸亀市のうちわメーカーは「収束を願いながら、家族で一緒に塗り絵を楽しみ、新型コロナで沈んだ空気をアマビエのうちわの風で打ち払ってほしい」としている。
初夏の訪れを告げるホタルが三木町氷上の吉田川上流で舞い始めた。成虫になって2週間ほどしかない短い命を精いっぱい謳歌(おうか)するかのように乱舞しており、幾多の黄緑色の光が暗闇に浮かび上がり、辺りを幻想的な雰囲気に包んでいる。