丸亀市綾歌町のニューレオマワールドでチューリップが見頃を迎えている。現在、「チューリップ祭」が開かれており、赤や黄、ピンクなど色とりどりの花が美しさを競い合うように咲き乱れ、訪れる家族連れらを楽しませている。


 東京五輪・パラリンピックは延期になったけど、妖怪たちはにぎやかに運動会―。土庄町の観光施設「妖怪美術館3号館」で26日、企画展「大妖怪運動会」が始まった。怪しくもユニークな妖怪の造形物が「運動会」をテーマに展示され、来場者を楽しませている。


 高松市出身の文豪・菊池寛が友人と創刊した同人誌に焦点を当てた展覧会「第四次新思潮の青春」が、高松市昭和町の菊池寛記念館で開かれている。大正時代の文学青年たちの意欲的な活動と友情の行方を、菊池寛記念館の収蔵品を中心に紹介している。31日まで。


【※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため4/18から休館していましたが、5/9から開館します。】

 県出身の洋画家・猪熊弦一郎(1902~93年)の作品を展示するアート・コレクション「猪熊弦一郎 色と形の遊び」(後期展)が、高松市玉藻町の県立ミュージアムで開かれている。猪熊の象徴でもある、鮮やかな色彩と丸や三角などの形を用いた描き方に着目。奔放な感性の表れた作品たちを通じ、作風の変化とともに生涯をたどることができる。5月10日まで。


 漆芸家で日展会員の佐々木達郎=さぬき市=の個展が、高松市上福岡町の讃岐漆芸美術館で開かれている。卓越した技と創意を凝らした作品が並び、漆の雅(みやび)やかな世界を伝えている。29日まで。


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