四国遍路 新時代
フランス、台湾、米国、オランダ…。さまざまな国から訪れた巡礼者が白装束に身を包み、道を行く。
悩みや苦しみ、迷いと向き合う道場として、何世紀にもわたり人々を引きつけてきた四国遍路。近年は世界遺産登録に向けた機運が高まる中、外国人や若者の巡礼者も増えている。
2020年は4年に1度のうるう年。八十八番札所・大窪寺(香川県さぬき市)から「逆打ち」で巡ることで、功徳が増すと言われる年となる。さらに今年は、空海が921(延喜21)年に醍醐天皇から「弘法大師」の大師号を贈られて1100年の節目とも重なる。
遍路新時代へ―。令和時代に入り、最初の「貴縁」を授かる年が明けた。青い空と海、豊かな緑、歴史が待つ巡礼の旅が始まる。

